2010年1月アーカイブ

(毎日新聞より)
 名古屋地裁であった殺人事件の裁判員裁判で28日、判決後に記者会見した裁判員が守秘義務に抵触する内容を話し、会見後、地裁の担当者が記者団に指摘した。裁判員法は裁判員が評議内容などを話すことを禁じている。

 会見で会社員の男性裁判員(69)は、評議で自分が量刑について主張した内容を明かした。また「裁判に納得したか」との記者の質問に、量刑に関する意見を述べた。地裁によると、量刑に関し「皆で審議した結果」といった感想はいいが、個人の意見を話すと法に抵触するという。男性は会見で「守秘義務は今ほど厳しくない方が良い」とも述べたが、自分の発言が法に触れるとの認識があったかどうかは不明。

 判決では、交際相手の男性(当時68歳)を殺害したとして殺人罪に問われた名古屋市中村区、無職、矢田宣子被告(67)に懲役12年(求刑・懲役13年)を言い渡した。


 裁判員経験者に守秘義務違反を招かせる記者会見。実に苦役でどうしようもない。この男性裁判員は自分に刑罰が出るかもしれないというのは立派な苦役だ。

こんなことなら裁判員裁判後の記者会見なんてやるんじゃねぇ

なんと見事な虐待だ

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YOMIURI ONLINEより

 福岡県小郡市で昨年5月、父親の頭部を鈍器で殴るなどして死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職尾篭(おごもり)和幸被告(30)の裁判員裁判の第2回公判が20日、福岡地裁であった。

 地裁は証拠の遺体写真を直視できなかった女性裁判員を解任し、補充裁判員の女性を後任にあてた。解任理由について、地裁は「プライバシーも保護する必要がある」と明らかにしなかったが、写真を見て体調を崩した可能性もある。

 解剖医の証人尋問では、頭皮を切り取って頭蓋(ずがい)骨が陥没した様子を写した写真などが、モニターに表示された。女性裁判員は写真が示された際、画面から何度も目をそらしたほか、涙をぬぐうようなしぐさもした。

(引用終わり)

ここまで来ると本当に虐待としか言いようがなく、完全に苦役と言えます。

 というわけで、罪なき市民の幸せな生活のために裁判員制度の即時無条件廃止は必須です。

今年の合言葉

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3たび許さじ裁判員候補者名簿記載通知発送

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