2009年11月アーカイブ

　国の無駄を洗い出す仕分けに裁判員制度が上がるのは税金の無駄遣い上、当然の話でこれが出てこないというのは納得できない。というわけで、私はやはり民主党は「国民の生活が第一、でも裁判員制度は別」という感じはいまだに変わらない。

　特に日本の産業を発展していくに必要な科学技術予算を壊滅的に削るのであれば、まずは裁判員制度を廃止すべきと考えます。

　様々な事業に関する予算編成についてふるいにかけるのは大切でありますが、国民を苦しめているものに目を向けなくてはあまり共感を得ることはできません。

　最高裁は１１月１２日に３５万人近くの国民に対してアカガミ予告状となるものを発送した。すなわち来年の裁判員候補者名簿記載通知です。

　またもや国民の間で悲喜こもごもが始まるわけですが、やはり貧困者にとって裁判員任務は勘弁してほしいものの一つとなっています。

　さらに「被告人が怖くて質問できなかった」というようなレポートもマスコミで報告されております。すでに顔を合わせているだけに夢に何度も出てきて眠れない日々を送りそうです。

　昨夜、リンゼイさん殺害事件の容疑者が逮捕された。

　いかんせん２年半逃亡しているので、ヘビー級の裁判員裁判になることでしょう。千葉県内の裁判員候補者名簿記載者は呼び出し状に怯えながら過ごすという非常に非人間的な生活を余儀なくされるでしょう。

　大体この容疑者、裁判員裁判のことなんか頭にないでしょう。まだ裁判員制度のことがあまり国民に広がってなかった時期ですし、これだけ逃げ回ったのですから、逆に裁判員に対し「あんたらなにしにきたの」なんて逆上する可能性も否定できないです。

　ネットニュースからのネタなのですが、一人の人に３回連続呼び出し状が行っていたという。辞退を申し出て認められなくても行きません。

　となれば、３０万円取られるんでしょうか。

　無作為というのが信用できなくなってしまいました。