殺人犯を裁く苦しさ

| コメント(0) | トラックバック(0)

 殺人犯を裁くのは相当精神的に苦痛だろう。その例が、82歳の殺人犯だ。懲役14年を言い渡したわけだが、裁判員はどんな思いでこの判決を考えたのだろうか。刑務所を出るのは98歳。こんなことにかかわってしまうこと自体があまりにも苦痛過ぎてかなわない。完全に非日常的だ。

 これに関し裁判長は「高齢だから刑を軽くできない」と判決で述べたらしいが、職業裁判官だからこの覚悟ができるのだ。たまたま狩り出された裁判員はこの覚悟ができるのだろうか。実際にできたのだから云々、となるであろうが裁判長は裁判員の気持ちも考えたのかもしれない。例えば無理強いに質問させたりとか評議で意見を求めなかったとか。

 やはり裁判員制度は廃止が一番だ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://sanman.boo.jp/dniopgtn/mt-tb.cgi/3840

コメントする

このブログ記事について

このページは、さんまんが2010年5月13日 21:51に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「やはり検察審議会とはわけが違う」です。

次のブログ記事は「裁判員制度廃止祈念日」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。