裁判員の日当は1万円。これを週休2日の月給に換算すると約21万円。これを奴隷的拘束と言わずになんていうんでしょうか。(エスケープすると10万円の過料)
日常にはないすさまじき緊張感のある、プレッシャーが日常からかけ離れていて、時には凶悪な被告と対面しなければならない環境に無理やり放り込まれる行為をその意(裁判員から見て)に反する苦役と言わずになんて言おうか。
選任手続きにおける裁判官・検察官・弁護士からの質問は、極めて残虐的であり、言いたくないことも言わなくてはならない環境に置かれた裁判員候補者は裁判所から拷問を受けていると言わずになんて言おうか。(虚偽の発言は50万円の罰金になる)
この観点からすると、9条以上に守るべき条文であり、裁判員制度に賛成する政党・団体に憲法第9条を語る資格はないといえよう。
この状況は、裁判員の辞退要件を著しく制限して日にちも完全指定という「非人道的拘束力」を法律に持たせたこと(エスケープすれば10万円の過料)、事前準備もさせないがんじがらめ(質問票に対する嘘偽記述は50万円の罰金)という完全に国側に有利な法律ゆえ起こります。
一部の政党が延期という逃げ道を作っていますが、どう考えても私たち小市民が生き残るためには裁判員制度の廃止をすることが必須なのです。
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