11.22東京集会

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 社会文化会館は社民党が入居しているのでびっくりしました。もしかして昔の日本社会党の建物かもしれない。すでに報道陣に包囲されており、何とか国会図書館入り口側から突破して5階の集会会場までたどり着きました。

 全体の結論としては、裁判員制度は将来の徴兵制につながる制度であるというのが結論として挙がったと考えてしまうが、私も十分に同感であります。憲法第18条違反が最大の反対根拠である私にとってはあまり呑み込めないことはあっても、やはり徴兵制の復活は嫌です。

 元小学校の先生(女性)が非常に燃えていました。学校という教育現場は裁判員制度は参加して当たり前という思想に染めろとなっているし、先生自体も教員免許更新制度の導入によって国の理想どおりに形成される制度にしている。あとは、反戦平和教育を受けてきた私たちをどうするか。裁判員制度の強行で自分の思い通りの国民にしようとしているわけだ。

 そんなわけで裁判員制度は、国民が権力側にかなう人物にするために必要な制度と位置付けられるという。私も国民は権力側の言うことを聞けという完全従順型になれという感覚がある。まさに戦前の日本に戻ろうとしているのであります。

 11月28日には最高裁より裁判員名簿記載通知が約30万人の国民に届くそうです。とうとう不幸の手紙発送にこぎつけた最高裁が憎たらしく感じます。

 さらに、最高裁長官には最高裁判事の経験がない竹崎博允さんが登用されようとしています。裁判員制度を定着させるのにぴったりな人事だそうです。竹崎博允さんは、裁判員制度を確立させた功績があるらしく、完全に国民に地獄の制度を突き付けようとしております。

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コメント(1)

同感です。
裁判員制度は治安維持に国民を総動員する制度で、
徴兵制への風穴になってしまうことは明白です。
これは意に反する苦役の禁止、思想信条の自由を
蹂躙するものであることはもとより、そもそも
日本国憲法には、「裁判所は裁判官によって構成される」と
明記されているではありませんか!!!
これほど誰の目にも明白な違憲審査が何も行われず、
全政党満場一致で通過させた国会の体たらくに
怒りを禁じえません!

国家権力による違憲制度強制を拒否し、退けるのが
日本国民として当然の行為であると思います。

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このページは、さんまんが2008年12月 6日 21:14に書いたブログ記事です。

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