市民は裁判所の100円ライター?

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 裁判員制度に庶民はすごく困るんです。一方的に罰則付きで呼び出し、いつ終わるかわからない事実に怯え、メンバー内のパワハラ、セクハラなどのいじめ問題も発生するでしょう。これは法テラスで救済できないとされています。そして、被告の逆恨みに一生涯怯えなくてはなりません。日当1万円出るものの、これを上回る損害が出る人はたくさん出ます。
 これに対する国家的ケアは一切ありません。自分を犠牲にしてでも裁判員の責任を果たしてほしいという裁判官さえいるのです。障害者自立支援法がそれを如実に語っています。私じゃない人はもっと問題点を見いだせるはずです。しかしこれをしようとしません。国家の暴挙に私たちは「死を選ぶしかない」のでしょうか。

これでは私たちは裁判所の100円ライターと言っても言い過ぎではなくなってしまいます。

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コメント(3)

こんばんは、さんまんさん。
被害者、被害者遺族からも恨まれるかもしれません。
刑が重すぎるといって被告人から恨まれ、刑が軽すぎるといって被害者から恨まれる。いいことなしです。

先日模擬裁判の結果出てましたね
タクシー強盗殺人という同じ事件を裁判し
量刑は無期から16年とものすごいバラツキが出たようで
同じシチュエーションでこれだけばらつくとは・・・(;´Д`A ```
当局は犯人役の演技力などで違いが出て当たり前当然の結果としているが・・・・
『演技力』ヾ(~∇~;) コレコレ
そう、演技力で量刑変わっちゃうんですよ!!!
それ認めちゃっていいんですか??
そんなん裁判じゃないです!!ただの演劇ですよ
劇団のアンケートと同じ感覚で人裁いていいんですか?
こんなんでは裁かれるほうも最悪です・・・
庶民の感覚が分らないというなら、
裁判官や弁護士が庶民研修でもすればいいではないですか!!
自分たちの努力不足を棚に上げて、
一般国民だけに苦役を強いるこの制度なんとしても阻止しましょう!!

法務省、裁判所は庶民の生活苦が全く分かっていません。それがために裁判員の責任は何が何でも果たすんだということを庶民に精神論状態で押しつけているようですね。

 市民の感覚を取り入れるんじゃなくて、市民に責任を分けてしまうという感じさえ見受けられるんです。

 いっそのこと、裁判官の給料を新入社員並みにしてみましょうか。実現しないとは思いますが。

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このページは、さんまんが2007年10月12日 17:37に書いたブログ記事です。

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