裁判員の悲劇第2回

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 Aさんは、もともと対人恐怖症で人見知りが激しい性格。基本的には無口である。
 そんな折裁判員に選ばれて出廷する。審議の段階で、BさんはAさんに対し、きつい口調で無口な態度を批判した。裁判官からも積極的に発言するよう注意を受ける。
 翌朝、Aさんは前日の審議がトラウマになってしまって出廷拒否した。しかしながら、このままでは裁判自体が成立しないため、警察によって裁判所に連行された。そして、その日も何も話さないまま、口がきけないまま過ごしていた。
 裁判所の判断により、公判終了まで拘置所からの出廷となった。公判自体は4日間で終了したが、Aさんはその日に所在不明となり、翌朝近所の公園で首をつって自殺したAさんが発見された。

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高野 善通のブログアネックス - 公共の電波を使って・・・ (2007年4月13日 00:45)

そういえば、昨日の広島球場で、裁判官と、弁護士と検事が球場内を走り回って裁判員制度PRをしたそうな・・・(参考)。私は都合でテレビ中継を見られなかったの... 続きを読む

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このページは、さんまんが2007年4月11日 16:02に書いたブログ記事です。

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