Dさんは、小さなパン屋さんで早朝4時からパンの製造を行っている。Dさんの腕によりパン屋さんの評判は非常によく、そこそこの売り上げをあげていた。
そんなDさんは裁判員に選ばれた。6週間店長はDさん不在間の半閉店状態を予告して対策を取っていた。しかしながら裁判員任務が2週間に及んだことから、店の売り上げは右肩下がりになってしまった。顧客の信用を取り戻そうとしたが、すでに新たにオープンしたパン屋さんにお客さんを取られてしまってお手上げ状態になってしまった。
結局、1年かけても赤字状態を解消できなかったことから、閉店を余儀なくされた。
裁判員の悲劇第4回
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