けいれん発作との戦い
1年3カ月がかりで仕事を見つけて働いておりましたが、あるきっかけでけいれん発作を起こして5日間入院し、仕事をクビになるという悲劇がありました。ここにちょっとまとめます。
また、処方どおりに薬を飲み続けなければ生活できないことが実証されてしまった一幕でもあります。
2003年8月30日(土)
工場の移転作業を翌朝1時30分までやっておりました。そのため、次の日の勤務に備えて薬の服用を避けて眠気がこないようにしようと考えてしまったのです。
2003年8月31日(日)
12時を過ぎたころに何の前触れもなしに突然倒れました。私自身は周囲がはっきり移らなくなっていました。顔色が真っ青で生死の堺をさまよいまわっていたという話を聞きました。即、救急車で病院に搬送されました。
病院では、ひたすら点滴を受けていました。携帯式の心電図をくっつけたまま夜を迎え、当然眠剤も持っていないために眠れない夜をすごしました。
2003年9月1日(月)
この日も午後5時まで点滴をつけておりました。点滴が外れると動きが取れて楽になりました。
2003年9月2日(火)
脳波検査を受ける。知っている人は結構いると思いますが、20個くらいの吸盤をくっつけてとにかくおとなしくして検査を受けていました。このときからアレビアチンという薬が出るようになりました。
2003年9月3日(水)
朝食後、看護師の監視付でお風呂に入る。これが週1回だというのだからたまらない。暑いのか寝汗がひどかった。
2003年9月4日(木)
MRIの検査を受ける。脳に異常がないかどうかを確認するためです。頭を装置に挿入して脳の中身を見るものです。CTスキャンとの違いはわかりませんが。別に脳に異常は確認されなかったのでてんかんの疑いがあるのではないかと指摘される。そして退院する。仕事をクビになる。
2004年2月13日(金)
1月に採血されたのでその結果を聞く。概要はけいれん発作を起こしたときの中性脂肪がすごく多かったということ。このとき代診の医者だったのに丁寧に説明してくれました。主治医からはこんな説明は一切なかったのだ。それからというものの、甘いもの自粛ムードが漂うのでした。
2004年7月3日(土)
6月に採血されたのでその結果を聞く。概要は中性脂肪とコレステロールは改善したものの、血中の抗てんかん剤が依然として低いとして1日2錠から3錠に増やされる。本格的に脳の改善にかかわる結果だけに残念である。
2005年10月22日(土)
9月に採血されたのでその結果を聞く。薬の副作用により、γ−GTPが非常に多いが気にしなくて良いといわれる。問題は中性脂肪。140がMAXのところを222までいってしまった。この日を境に菓子パンを自発的に止めている。いかんせん、この前日まであんぱんなどを食いまくったからな。
以降、4週間に1回通院している。